完結編です。


事務所でPCの最終テストを終え。
所長さんが会議室へ消えたので、「会議室へ戻ればよろしいですか?」と事務員さんに尋ねた。
「そうね~」と言う事務員さんの声を遮って、「もう、ここでこのままやりましょう」という所長さん。
私の前に机ふたつ挟んで正面に事務員さん。
事務員さんの隣のデスクに所長さん。
所長さんのお顔は、ハードディスクの陰に見え隠れしている(;^_^A


正直、志望の動機だとか前の会社を退職した理由とかを聞かれるのかと思っていた。
が、開口一番「うちは〇〇の会社でねぇ・・・」と語り出した所長さん。
キョトンとした私は、黙って話の展開を聞いていた。
すると事務員さんも加勢し、「もぉー、××なんですよぉー、信じられますぅ~?」
いやはや、笑うしかない。


歳の頃は、私と同じくらいの事務員さん。
会話センスがある人で、とにかく彼女の話は人を楽しませるものだった。
「こーいう時は、こーんなんで! 本当にバカなの?と思っちゃう」と事務員さん。
その度に、笑うしか出来ず・・・。
が、彼女の話術にはまってしまい、最後は大爆笑していた私(;^_^A


「今、私も就活しているんですけれどね~。
サイト見ていてお父さん(ご主人)に、こんないーとこあるよ!って言ったら、『コレ、お前の会社じゃねーか』って言われたんですよぉー笑」
こんな感じの面接でした(笑
井戸端会議ですよね~(大笑


とにかく、とても働きやすいところではありそう。(会社が、では無く、この事務所が)
土日祝日休み。
残業代は支払われないので、定時で帰るべし。
一人事務員でも、有給休暇は取れる。
急に休む時も、電話入れれば所長さんが予定を変更して事務所に居てくれる。
賞与は何故か、事務員だけは出ている(約2か月分 上がる事は無いそうだ)
営業さんが出掛けた後は事務所で一人だから、気楽とのこと。
但し、会社の命には逆らえない。
逆らったら目を付けられて、皆辞めて行く。
言われたことを疑問を持たずにやれば良いだけ。
年に2回程、土曜日出勤がある。その時は帰り終電(終新幹線)覚悟。
業務は殆ど本社がやるので、大した仕事量仕事内容では無い。


そして面接は・・・。
今回が一次面接で、三次面接まであるとのこと。
最後は自腹で、東京まで行かなければいけないらしい。
で、二次面接時に東京までは行けないと、断って欲しいという。
一度誰かが行ってしまうと、今後もずーっとそうなるから・・と言われた(´・ω`・)エッ?


本当に驚く内容だったり、うんうんと頷く内容だったり。
しかし私の就活人生の体験の中で、こんな面接は初めての経験だった。


給料は決して良くもないけれど。
完全に副業が出来るこの会社。
そう思うと、悪くはないな。
けれど、採用までの道程は、あと2回面接が・・・。
しかも、最終決定まではとても時間を要すそうで、辞退する方もいらっしゃるとのこと。


う~~~ん。。。
どーなるのか???


てか、番外編も書きたい気分。